« 夏の高校野球 | Main | 懐かしのフォークソング »

カメラ小僧になりたかった

Syagaku  昭和50年の初め頃は、カメラ小僧と化していた。別に3っつ上の兄貴が写真専門学校に通っていたという事実とは一切関係なく、多少は恩恵を受けていたけど…。

 雑誌で言うと小学館「写楽=しゃがく」の時代で、みーちゃんはーちゃんが綺麗なねぇチャンに憧れ以上の存在を意識していた頃だった。

 丁度その当時発売されるミノルタXシリーズは、今も多少面影を残すがやっぱり残念な存在=宮崎美子でCMを打ち、みごとにブレイク。ニコンやキヤノンが先行していたカメラ界を席巻してしまう。

 勿論、35ミリフィルム一眼レフカメラのお話であるから、多少マニアックになるけど。その後、ミノルタとキヤノンが切磋琢磨することになる、AF(オートフォーカス)技術の先進さは現在のデジタル化の始まりだったのだろうと、今になって思う。

 僕がお袋のへそくりで買ってもらった親不孝の記憶のカメラは、ミノルタのX700で望遠レンズまで揃えて2十数万円したと思う。ニコンのライカレンズ搭載機やキヤノンのF1:報道用が50万を超えていた時代のことなので、初心者中級機には違いなかったけど。

 モノクロのトライXフィルムやカラースライド用の高価なコダクロームを使って、つまらない写真ばかり撮っていた。ところが何をとってもピントが甘いし、建物をとれば直角が振れるといった撮影ミスが多く、視力の弱いのもあるのだが体質的に不向きなんだと分かったのは5年も過ぎた頃だった。カメラ小僧の挫折である

 その内、ソニーのムービーカメラの時代になり、コンパクトフィルムにバカチョンカメラ、格安現像の頃には熱も冷め、ひたすら買い替えだけのバブルなお話。その顛末が、デジタルカメラから携帯電話カメラへと大衆化してしまった今になる。

 マニアックで男の子の道楽的なカメラは、いつの間にかキャピキャピ娘に乗っ取られ、スナップ写真にしろブログ投稿にしろ、めっきり玄人はだしの画像が溢れている。

 でもこれは良いことなんだろうか?とも思うのだ。写真に肖像権はなくなり、瞬間を捉えたパラパラ漫画はどこまでも消費される時間の延長かもしれないが、それでも映像の持つ言葉を超えたコミュニケーションの力を目の当たりにすると、それはそれで有りのような気がする。

 図らずも最新カメラ=オリンパス・ペン E-P1には、現在の宮崎? 宮崎あおい女史がCMで意気を吐いている。

 次回があれば、もっとマニアックなお話をしましょう。

|

« 夏の高校野球 | Main | 懐かしのフォークソング »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference カメラ小僧になりたかった:

« 夏の高校野球 | Main | 懐かしのフォークソング »